どうも、ミチ(@michi_kun_12)です。
男性の育児休業取得が徐々に増えてきていますが、実際のところ男性の育休に積極的な企業は少ないです。
子どもができました!
この言葉を女性が職場の上司に言ったのなら、その上司は
おめでとう!
産休はいつから取る?育休はいつまで取る?
女性からの妊娠報告=産休育休の期間の確認、という会話になるのが自然でしょう。
これが男性の場合は、
子どもができました!
おめでとう!
上司から育休期間を聞かれることはほとんどないでしょう。
男性の育休が義務化されるなどの話題もあったりしますが、まだまだ男は育休取らないという考え方の人が多いのも事実です。
本記事では、育児休業したいと思っているパパさんの
育児休業取りたいけど、職場にはどう伝えたら良いのかな?どんな段取りを踏めば良いのか?
という悩みにお答えします!
育児休業を取得した僕が、経験を交えて解説していきます。
この記事を読むことで、
「職場に育休取りたいと伝えるためにどのような行動をしたらよいか」がわかりますよ!
【パパ育休取得 STEP1】人事担当者に相談
まずは人事担当者に相談するといいでしょう。ここではまだ申請はしません。相談のみです。
以下のポイントを相談・確認します。
1.いつまでに申し出る必要がある?
職場ごとに就業規則というものがあります。
この就業規則に、育児休暇を取得する際にいつまでに職場に申し出ないといけないかが書かれていますので確認しましょう。
期日を過ぎてしまうと想定していた取得日より育休に入るのが遅れてしまったり、手続きが面倒になったりするので必ず期日は守りましょう。
2.現在の国や地方自治体、会社独自の制度について
国や地方自治体ごとに活用できる育児休暇制度があります。
僕の場合は、「パパママ育休プラス制度」というものを使用しました。
パパとママで育児休暇を取ることで、通常1才までの育児休暇を2ヶ月延長することができます。
また、パパとママはそれぞれ半年間は給料の3分の2を育児休業手当として国からもらうことができます。
これを活用すると同じ期間でも、ママだけの育児手当よりパパとママでバトンタッチしたときの育児手当の方がもらえる割合が大きくなります。
このような制度は知らないと損するので、現在の制度について確認しておきましょう。
また、職場独自に育児休業の制度がある場合があります。
この点は人事担当者が詳しいはずなので、自分に活かせる制度についてしっかり聞いておきましょう。
3.育休中の住民税納付方法
育休中でも住民税はかかります。
給料から天引されていましたが、育休中は天引できません。
したがって以下の2パターンのどちらかで納付することとなります。
これは市区町村や職場によって方法が分かれると思いますので人事担当者に確認しておきましょう。
【パパ育休取得 STEP2】直属の上司へ報告
いよいよ上司へ報告するステップです。
何ヶ月前に報告?
いつまでに申し出る必要があるか?は前述していますが、これは就業規則としていつまでに申し出ないといけないかを確認しています。
上司への報告は就業規則に記載されている期日よりさらに前が好ましいでしょう。
上司は、育児休業期間中の業務の割り振りや人の手配などが必要となってきますので報告は早いに越したことありません。
早めの報告はビジネスの基本ですね!
ちなみに僕は、就業規則では1ヶ月前までの申し出でしたが、上司への報告は2ヶ月前におこないました。
あなたの仕事内容にもよりますが、2〜3ヶ月前には上司に報告しましょう。
報告するときの心構え
育休は国の制度としてある権利のひとつです。
だからと言って権利を振りかざすような態度ではいけません。
また、苦手な上司でも必ず直属の上司へ報告しましょう。
すっ飛ばしてさらに上の上司に報告してしまうと、直属の上司の心象が悪くなりますよ。
以下のポイントに気をつけて話すと良いでしょう。
育休の期間については濁すことなく具体的な数字で伝えましょう。
後々トラブルの元になりますので注意です。
【パパ育休取得 STEP3】同僚への報告
上司への報告まで済んだら同僚に報告していきます。
特に業務に直接かかわる人には早めに報告するようにしましょう。
僕はチームで仕事をしているので、チームミーティングの時に直属の上司に断ってから同僚に報告しました。
同僚の反応は様々でしょう。
「おめでとう」と素直に言ってくれる人、「自分の負担が増える」と内心思う人。
けどそんな反応はいちいち気にする必要はありません。
会社にはあなたの代わりはいますが、家族にはあなたの代わりはいないんです。
強い意思を持って堂々としてればいいのです。
【パパ育休取得 STEP4】育休取得の申請書提出
人事担当者より申請書をもらい、必要事項を記入して必ず期限内に提出しましょう。
【パパ育休取得 STEP5】引継ぎ
最後に業務の引継ぎです。
これは仕事内容によって様々でしょうが、共通してしていたほうが良いことは、「引継ぎ書の作成」です。
「引継ぎ書 レイアウト」で検索すると引継書のレイアウトが出てきますので自分にあったものを使用しましょう。
引継ぎ書を作ることで、同僚がなにかわからないことがあったらこれを見れば良くなり、休暇中の連絡は少なくなるでしょう。
引継ぎの際にしておきたいポイントは以下の4点です。
特に3番目はやっておくと双方ともに安心できるのでおすすめです。
一度実際にしてみることで経験値がつき、不明な点は聞くことができます。
引き継いだ相手もなるべく育休中の人には業務の連絡はしたくないでしょうからね。
パパ育休までの5ステップまとめ
パパが育休を取るまでの流れを解説しました。
- 人事担当者に相談
- 直属の上司へ報告
- 同僚への報告
- 育休取得の申請書提出
- 引継ぎ
①と②については職場によっては前後することもあるでしょう。
制度については人事担当者だけでなく、役所で聞くのも良いかもです。
育休を取って、子どもとの時間を楽しみましょう!